Artist Cafe Fukuoka Collaboration Fair 開催

地域に根ざしたアートの新たな可能性を提示する「Artist Cafe Fukuoka Collaboration Fair」を2025年3月21日(金)〜23日(日)の3日間に渡り開催します。

本フェアでは、アーティストが企業とのコラボレーションを通じて発表した作品の紹介や、在福岡のアート関係者が紹介する福岡を拠点に活躍するアーティストの作品販売、また地域住民や来場者が参加できるワークショップなどを実施します。これらのプログラムを通じて、今まさに福岡を拠点に多彩な活動を展開するアーティストとの出会いを創出します。

 

さらに本フェアでは、アート×ビジネスの側面にも力を入れています。現代のビジネスシーンにおいて、アートとの関わりは企業価値を高め、新たなイノベーションを生む鍵となっています。本フェアでは、企業とのコラボレーション実績を持つアーティストの作品紹介のほか、アートを活用した企業活動の実践例をテーマにしたトークイベントも予定しています。企業がアートを取り入れることは、従業員の創造性を刺激し、社会課題への意識や多様性の促進を高めるだけでなく、ブランド力や顧客との深いエンゲージメントを生み出す手段でもあります。企業にとってもアーティストとの新たな出会いや、そこから一歩踏み出しコラボレーションの可能性を模索する場になることを目指しています。

「Artist Cafe Fukuoka Collaboration Fair」で実施するプログラムなどの詳細については、今後随時本ウェブサイトや、Artist Cafe Fukuoka公式SNSなどを通じて発表していきます。

開催概要

開催日:2025年3月21日(金) 〜23日(日)

会 場:Artist Cafe Fukuoka Grand Studio

Artist Cafe Fukuoka (https://artistcafe.jp/

アクセス:福岡市中央区城内2-5(旧舞鶴中学校内)

・地下鉄 大濠公園駅下車、福岡市美術館口より徒歩10分

・西鉄バス 福岡市美術館(東口)バス停下車 徒歩3分、
または大手門・平和台陸上競技場入口バス停下車徒歩5分

アーティスト選定について

Artist Cafe Fukuoka Collaboration Fairでは、「コラボレーションアーティスト」、「レコメンドアーティスト」、「フィーチャーアーティスト」の3つのセクションを設けています。

 

・コラボレーションアーティスト

3名のセレクターとArtist Cafe Fukuokaのメンバーが連携し、企業とのコラボレーション実績を持つアーティストを7名選出しました。彼らの活動は、企業にとってアーティストとのコラボレーションの可能性を発見するきっかけとなり、来場者にとっては馴染みのある企業がアートを取り入れていることを知る機会となります。アートとビジネスが交差する実例として、多くの示唆を与えるアーティストたちです。

 

・レコメンドアーティスト

3名のセレクターが合計11名のアーティストを推薦し、選出します。各セレクターの独自の視点とネットワークを活かし選ばれた、福岡やその周辺の文化やアートシーンを象徴する存在です。

 

・フィーチャーアーティスト

これまでArtist Cafe Fukuokaとともに多彩な活動に取り組んできたアーティストの中から、最も活躍し象徴的な成果を挙げた1名を選出しています。その創造性や取り組みを通じて、これまでの歩みを共有するとともに、次なる展開への期待を来場者に伝えます。

セレクターについて

Artist Cafe Fukuokaが提供するアドバイザー機能を通じて登録された専門家3名がセレクターとして参加。豊富な経験と知識を持ち、本フェアにおいても福岡を拠点に活躍するアーティストを推薦しています。彼らの視点と経験が、地域のアートシーンをさらに豊かにします。

https://artistcafe.jp/service/adviser/

〈セレクター(50音順)〉

生島国宜(アーティスト)

武蔵野美術大学油絵学科を卒業後、2014年には、ディオール特別展「Esprit Dior」(東京)にてクリスチャン・ディオールの肖像画を手掛ける。国内外多数の個展・グループ展への参加の他、展覧会・イベントの企画構成等幅広く活動

橋口靖弘(アートキュレーター・ギャラリスト)

TAGSTÅ GALLERY オーナー。福岡大学卒業。大学を卒業後、外資系IT企業で営業職として勤務。大阪、東京、横浜などに暮らし、第二の故郷である福岡にカフェをオープンしようとUターン。北欧雑貨とエスプレッソで人気の「ダーラヘストカフェ」は福岡のカフェシーンに多大なる影響を与え、惜しまれつつも閉店。 その後、2012年4月1日に福岡.春吉に拠点を構え、早朝からコーヒーが楽しめ、ギャラリー併設のエスプレッソスタンド 「TAGSTÅ」をオープン。アートや音楽そして、 食の発信基地として、感度の高い 福岡っ子の心を捉えて離さない。 白い家のレストラン「trene」も営んで15年。 2019年福岡市南区玉川町にカレーとチーズケーキのお店「townz:タウンズ」を オープン。 2020年6月にはホテル内カフェ「TIMEZ:タイムズ」もオープンし、現在福岡市内に4店舗を構える 2022年6月、都心から近いアーバンアウトドアの聖地として那珂川のダム(GOKAYAMA CROSS BASE)にTRÅIL(ハンバーガーとエスプレッソのお店)をオープン。 2023年2月には太宰府天満宮門前町にカフェであるtōn(トオン)をオープン。 アートキュレーターでもありギャラリストでもある。 台湾、シンガポール、バンコク、福岡でキュレーションも行う。

村上博史(ギャラリスト・アートプロデュース)

Artas Galleryオーナー。専門学校卒業後、ゲーム制作会社にてグラフィックや動画制作を手掛ける。 退社後、WEBデザイナーとして働く傍ら、大阪芸術大学にて建築学を学び、卒業後、WEBデザイン講師の経験を経て、2013年にデザイン事務所を独立開業。同時に、福岡のArt情報を紹介するWEBメディア「プラスフクオカ」を開設。 2017年にデザイン、ブランディング、ITコンサルティング事業を手掛ける「株式会社FUNIDEA」を設立。2019年に現代アートギャラリー「Artas Gallery」を開業。 ギャラリストとしてギャラリー運営を手掛ける以外にも、百貨店やホテルなどギャラリー外でのアートキュレーション、「Fukuoka Art Week」などアートプロジェクトの立案・プロデュースを行う等、福岡の様々な表現の場に関わり、芸術・文化の活性化に取り組んでいる。 アート外でも「福岡県よろず支援拠点」にて、ビジネスに活かすブランディングやプロモーション等のコーディネーターとしても活躍している。

Artist Cafe Fukuokaは、福岡市が運営するアーティストの成長・交流拠点です。アーティストの創作活動を支援し、アートを人へ、まちへ、つなげることで「アートが循環する社会」へのきっかけがうまれる場所を目指しています。

旧中学校を活用した施設には、どなたでもお仕事やカフェを楽しめるコミュニティスペース、展示や制作に使用できるスタジオやギャラリー、インスタレーション展示などの大型展示やグループ展示等が可能なGrand Studioがあります。また、福岡アジア美術館のアーティスト・イン・レジデンス事業のスタジオや展示スペースとしても活用されています。

Artist Cafe Fukuokaでは、アーティストのための相談会や、学び・情報を得られるイベント開催のほか、アーティストと企業のプロジェクトのマッチング、世界で活躍するアーティストを輩出する海外展開事業を行うなど、アーティストがさまざまな場所や分野で活動するためのサポートをしています。

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【主催・問い合わせ先】

Artist Cafe Fukuoka

MAIL artistcafe.fukuoka@gmail.com TEL 080-2481-5997
受付時間 11:00-19:00(休館日:毎週月曜日・年末年始)

※月曜日が祝日・振替休日の場合は、その後の最初の平日がお休みです