Exhibition

福岡城アートプロジェクト 福岡現代作家ファイル2024

ソー・ソウエン 《Bellybutton and Breathing》
映像インスタレーション 映像(カラー、サウンド)モニター 2022年 撮影 野村如未

福岡を制作拠点とし、将来が期待される2人のアーティストが、福岡城櫓を会場に展示を行います。他者との協働によって生まれた本展の出品作品は、視覚・聴覚・嗅覚など、五感をフルに刺激するもの。ご期待ください!

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ソー・ソウエン 《my body, your smell, and ours》
インスタレーション ⽯膏粘⼟、ハーブ サイズ可変 2020年 撮影 井⼝忠正
⼭本 聖⼦ 《酔っ払った家と⽩いテーブルクロス》
映像、ミクストメディア 2020 年

ARTIST

Artist Profile

ソー・ソウエン

soh souen

1995年生まれ。私たちの生にまつわる事象を身体との関わり合いを通して考察する絵画、インスタレーションやパフォーマンスを国内外で発表。2022年福岡アジア美術館レジデンスプログラム招聘、第2回福岡アートアワード受賞作家。

my body, your smell, and ours  インスタレーション 石膏粘土、ハーブ サイズ可変
2020年 撮影 井口忠正
The Egg パフォーマンス パフォーマー:ソー・ソウエン、マリア・カレン・ヴィルチス
2022年 撮影 野村如未

Artist Profile

山本 聖子

Yamamoto Seiko

1981年生まれ。子ども時代を過ごしたニュータウンでの生活や違和感から、表現を立ち上げてきたアーティスト。2023年福岡アジア美術館レジデンスプログラム招聘、第2回福岡アートアワード受賞作家。

《⽩⾊の嘘、滲む⾚》 2023年
映像(3⾯同期 20分33秒)、プロジェクター、鉄筋のついたコンクリート⽚、鉄スクリーン、電熱器、ポンプ、チューブ、バケツ、⼈の汗と同じ濃度の塩⽔ 撮影 川崎⼀徳
《黑の先に落ちた⾚- おやすみ、いい天気だね-》 2020年
映像、鉄、電熱器、海⽔、マット、⽔槽、船のおもちゃ、モーター、漁網、ランプ、扇⾵機、他

Exhibition Info

福岡城アートプロジェクト
福岡現代作家ファイル2024

会期
会場
(伝)潮見櫓/下之橋御門(福岡市中央区城内2)
開館時間
11:00~17:00
休館日
9月17日(火)、9月24日(火)
観覧料
無料
[関連イベント]

ソー・ソウエン×AFAF パフォーマンス

アジア及び福岡で活躍するアーティストに焦点を当てる「AFAF Feature」に選ばれたソー・ソウエンが ART FAIR ASIA FUKUOKA の会場にてパフォーマンスを行います!

日時
9月22日(日)14:00~14:30
会場
福岡国際センター(福岡市博多区築港本町2-2)
観覧料
鑑賞には「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2024」への入場が必要です(前売券2,500円、当日券3,000円)

《The Egg》
「できることなら、わたしたちの身体を、何かを傷つけるためではなくて、大切なものを壊さないために動かす方法が知りたい」という思いのもと、ソウエンは近年勢力的に生命の象徴である生の卵を身体のくぼみに挟み、落とさないように動くパフォーマンスを行ってきました。本パフォーマンス《The Egg》は、「生命の象徴である生の卵を身体のくぼみに挟み、落とさないように動くこと」というルールのもと、パフォーマー同士が「卵」を介しながら、自己と他者の繊細な関係性、大切なものを壊さないための身体の在り方を共同で模索するパフォーマンスで、これまでにメキシコのTaller Sangfer(オアハカ)、√K Contemporary(東京)、福岡市美術館エスプラナード(福岡)などで実施しています。

パフォーマー : ソー・ソウエン、クレオ・ベストペン

Cleo VERSTREPEN
クレオ・ベストペン(1996年生まれ、フランス・パリ)は、パリ政治学院とソルボンヌ大学(パリIV)で哲学と社会科学を学んだ後、ポール・ヴァレリー(モンペリエ第三)大学で文化研究を修了しました。クレオ・ベストペンは現在、東京藝術大学およびヴァンセンヌ=サン=ドニ大学(パリVIII)でMEXT奨学金を受けて博士課程に在籍しております。ベストペンの論文は学際的であり、美術理論と美術史、都市研究、社会科学の交差点に位置し、日本の地方および都市再生プロセスに関わるコミュニティ主導の芸術団体に焦点を当てています。
クレオ・ベストペンの研究アプローチは創造的で統合的であり、芸術的およびキュレーター的実践を通じて学術界外に広がっています。ベストペンは、空間転換、新しいエコロジー、クィア理論を取り入れ、人間と非人間の主体性を強化する小規模なマイクロ政治プロジェクトに焦点を当てています。東京にある集団運営のアートスペース「脱衣所」の創設メンバー。