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Fukuoka Art Next

福岡アートアワード

Fukuoka Art Award

第2回福岡アートアワード

New 第2回福岡アートアワード受賞作家・作品が決定しました。

  • 第2回福岡アートアワード受賞作家・作品が決定しました。
下記の通り授賞式及び受賞作品展が開催されます。
 

● 2024年3月28日(木)第2回福岡アートアワード授賞式(関係者・報道関係のみ)

 

● 2024年3月28日(木) - 6月2日(日) 第2回福岡アートアワード受賞作品展

  会場:福岡市美術館2階 コレクション展示室 近現代美術室A、B

【市長賞】

ソー・ソウエン

《お臍と呼吸》

(2022年/映像インスタレーション作品)

【優秀賞】

イ・ヒョンジョン

《キムチ 2022-1》

(2022年/絵画作品)

【優秀賞】

山本 聖子(やまもと せいこ)

《白色の嘘、滲む赤》

(2023年/映像インスタレーション作品)

福岡アートアワードについて

1.概要

 趣旨

福岡アートアワードは、福岡市美術館が、Fukuoka Art Nextの一環として実施する事業です。福岡市内で目覚ましい活動をおこない、今後さらなる飛躍が期待できるアーティスト(美術作家)を対象に、作品の買い上げをもって贈賞します。贈賞によりアーティストを支援し、買い上げ作品は福岡市美術館の所蔵品として展示活用されます。これにより、福岡市にアーティストが集まり、質の高い作品の展示や市民がアートに親しむ機会が増え、福岡市が彩りにあふれたアートのまちとなることを目指します。

 賞について

自薦・他薦にて対象アーティストを募集します。福岡市美術館が委嘱する推薦委員が推薦するアーティストもあわせて対象とします。

応募者の中から、選考委員が下記の賞の受賞者と買い上げ作品を選考します。

  • ◆市長賞 1名
  • ◆優秀賞 2-5名程度

[買い上げ総額700万円(予定)]

 賞の対象

以下の(1)(2)いずれにも該当するアーティスト(美術作家)が対象となります。

(1) 過去1年間(2022年11月から2023年10月)の間に、福岡市内で、展覧会、アートフェアなどへの出品、レジデンス、アート・プロジェクトの実施など、1つ以上の活動をおこなったもの。(公開・発表をともなわない制作活動は含みません。)

(2) 過去5年以内に制作した、福岡市美術館が買い上げ可能な作品を有するもの。

※アーティスト(美術作家)の国籍、年齢、在住地は問いません。

※ユニット、グループでの応募も可能です。

※自薦・他薦は問いません。他薦の場合、推薦者に条件はありませんが、必ずアーティスト本人に承諾を得た上でご応募ください。

※同一推薦者によるアーティストの推薦は3名までとします。

※受賞した場合、アーティスト名、経歴、受賞作品などをウェブサイトやマスコミへのプレスリリース等で公表します。これに協力できることを条件とします。

※過去に福岡アートワードを受賞した者は応募不可とします。

選考委員会では、自薦・他薦の別、他薦の場合の推薦者名は伏せた形で、選考をおこない ます。

 2.選考委員

下記の3名の委員によって、選考がおこなわれます。

水沢 勉みずさわ つとむ

(神奈川県立近代美術館 館長)

1952年横浜市生まれ。1978年慶應義塾大学大学院修士課程修了後、神奈川県立近代美術館学芸員として勤務。2011年より現職。主な企画展に、「萬鉄五郎展」(1985)、「エゴン・シーレとウィーンの世紀末」(1986)、「オットー・ディックス」(1987)、「芸術の危機」(1995)、「アントニー・ゴームリー」(1996)、「世界図鑑」(2007)、「エル・アナツイ」(2011)など。第26回サンパウロ・ビエンナーレ(2004)日本コミッショナー(「Vozes de Sibéria: Shin Miyazaki」)、第3回横浜トリエンナーレ「タイムクレヴァス」(2008)アーティスティック・ディレクター。

植松 由佳うえまつ ゆか

(国立国際美術館 学芸課長)

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、財団法人ミモカ美術振興財団勤務を経て、2008年より国立国際美術館に勤務、2021年より現職。現代美術を中心に国内外で展覧会を企画。近年の主なものに「They Do Not Understand Each Other」(2021、共同企画、香港Tai Kwun Contemporary)、「ヤン・ヴォーーォヴ・ンヤ」(2020)、「国立国際美術館開館40 周年記念:トラベラーまだ見ぬ地を踏むために」(2018、共同企画)、(いずれも国⽴国際美術館)など。第54 回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館コミッショナー(2011、作家:束芋)、第13回バングラデシュ・ビエンナーレ日本参加コミッショナー(2008)を務めた。文化庁アートプラットフォーム事業・日本現代アート委員会副座長

堀川 理沙ほりかわ りさ

(ナショナル・ギャラリー・シンガポール、キュレートリアル&コレクションズ ディレクター)

1978年米国ミシガン州生まれ。九州大学大学院修士課程修了。専門はアジア近現代美術史。2002-2003年中国ロング・マーチ・プロジェクトに関わる。2003-2012年福岡アジア美術館、2012年よりナショナル・ギャラリー・シンガポールに勤務し、2021年より現職。主な企画展に、同館での「Between Declarations and Dreams: Art of Southeast Asia since the 19th Century」(2015)、「Reframing Modernism: Painting from Southeast Asia, Europe and Beyond」(2016)、「(Re)Collect: The Making of Our Art Collection」(2018)など。

 3.募集内容

募集内容

(1) 募集期間
2023年9月15日(金)から10月31日(火)まで

(2) 応募方法
下記のファイルをダウンロードし、応募様式に必要事項を記入の上、補足資料(④、⑤)とともにオンラインフォームよりご応募ください。

[ 応募様式 ]

①アーティスト情報(*他薦の場合、推薦者情報も記入)

②過去1年間の福岡市内での活動実績(1つ以上)

③買い上げ可能作品情報(5年以内に制作した1-3点)

※平面・立体・写真・映像・インスタレーションなど、形式は問いませんが、美術館内で展示保管が可能な、5年以内に制作した作品に限ります。

※サイズは、収納時の最大サイズがH300×W410×D190cm以内に限ります。

※アーティスト自身が所有する作品、アーティストの取扱ギャラリーが所有する作品に限ります。

※買い上げ可能作品につきましては、1次選考後にあらためてお伺いします。作品の取り置きをお願いするものではありません。

[ 補足資料 ]

④過去作品のポートフォリオ(A4サイズ10頁、10MB以内)

⑤「②過去1年間の福岡市内での活動実績」を証明するもの(パンフレット、チラシ等)

(3) 注意事項

  • ・オンラインフォーム以外からの、メール、郵送での応募は受け付けません。
  • ・応募書類は返却しません。
  • ・応募書類に不備がある場合、記載内容に虚偽の内容が含まれていた場合は失格とします。 

 選考結果と発表

(1) 第1回選考委員会:2023年12月中旬

  通過者には、12月中にメールにて結果を通知し、追加資料の依頼をおこないます。

(2) 第2回選考委員会:2024年1月下旬

  候補者には、1月中に選考結果をお知らせします。

(3) 受賞作家・買い上げ作品の発表:2024年3月中旬

(4) 授賞式、受賞作品展:2024年3月下旬

 お問い合わせ

福岡アートアワード事務局

E-mail:fukuoka-art-award@nishinippon-event.co.jp  

Tel: 092-711-5491(平日10-16時)

 4.過去の受賞作家・作品

  • 第1回(2022)福岡アートアワード受賞作家・作品

【市長賞】

鎌田 友介(かまた ゆうすけ) 

 

《Japanese houses (Taiwan/Brazil/Korea/U.S./Japan)》

(2021年/平面作品)  

【優秀賞】

チョン・ユギョン

《Let’s all go to the celebration square of  victory!》

(2018年/絵画作品) 

【優秀賞】

 石原 海(いしはら うみ)

《重力の光》

(2021年/映像インスタレーション作品)